湿度計センサーという機器がありますが、一般的には屋外での研究用や精密機器を製造する工場、食品を製造する工場で採用されているものですが、用途の中には一般的な住宅でも使うことができます。一般家庭用で使う場合は3、000円程度から購入できるシンプルな湿度計センサーがあるので、通販サイトから探せば簡単に入手することが可能です。一般家庭での用途では、戸建て住宅を事例にすると湿気が気になる箇所にセンサーを固定する方法になり、数値が常に高い場所を探すことで後に住宅資材が腐食してしまう問題を未然に回避することができます。数多くの事例はありますが、洗面台の場合はユニットバスとは異なりフローリングの床や防水能力のあるクロスを使っていることが多く、湿度が常に高い場合はフローリングにガラスコーティングでガードしたり、クロスには透明塗料で保護する方法や、金属製の壁用のパネルを設置する対策も行えます。
収納用のスペースは、元々が湿気がたまりやすい場所になり、湿度計センサーを使ってみた結果、カビが繁殖するリスクがあれば、収納スペースの全ての面に対して塗装作業で表面をガードしたり、湿気に強い発泡素材の壁用タイルを貼り付けるなど工夫をすることで対応できます。稀な事例では玄関の場合、タイルの縁の部分だけが濡れてしまうことがあり、そのままで放置すると後にカビの発生やシューズボックスに収納している靴にも悪影響が出てしまいます。この対策法は油性の下塗り用のクリア塗料をタイルの該当箇所に塗り広げ、完全に乾燥した状態で艶消しスプレーを使う方法でタイルの下側からの湿気をシャットアウトできます。